風景懐古2丁目 30番地  小幌駅探索2・岩谷観音 撮影2009.7
 室蘭本線 静狩−礼文間にある小幌駅。直接近づける道路がなく、存在理由もよくわからない駅。
 秘境の駅のひとつ。しかし、最近は全国的にも非常にポピュラーになりすぎてます。
 今回は、前回行けなかった海岸まで足を運んでみることにしました。

  前回の小幌探索の様子はこちら
 
 探索仲間の話によると、冬なら、国道からスノーシューを履いてたどり着ける?らしい。
今回は、静狩駅発で約2時間のコース 小幌駅に下りると、釣り客が乗っていった。昨日から泊まりなのかもしれない。 中央の使用されていないトンネルは塞がれていた。
もちろん、特急も猛スピードで通過する。 今回は、海岸まで足を伸ばしてみる。 夏の散策路はこんな感じ。待合室も仙人の家も、完全に撤去されている。
ちょっと上り下りの激しい散策路を約20分。雨の日なら滑ってかなり危険。 海岸線が見えてきた。 ついに海岸へ。岩谷観音のある洞窟。
これが説明。年に一度、祭事がある。 アルミの扉の中に祭壇がある。 干潮だったので、海岸も歩けた。足下は全て…
貝です。砂利ではありません。満潮になったらまた沈みます。 祭事の道具なんかが入っているのでしょう。 祭事の時など、海から近づくらしい。船着き場あり。
再び駅に戻りました。 保線関係の宿舎も廃屋と化しています。 冬、この電灯が寂しく光る絵も撮ってみたいが…。
またしても、特急通過。 そして、私たちの列車も、まもなく…。 よく見ると、鉄ホーム側の劣化はかなり進んでいるようだ。